手嶌葵 - 初恋の頃
あなたの影を
踏んで歩いた
夕陽
空ににじんでた
丘の上
つかずはなれず
並んで歩く
そんな
二人あの頃
会えばいつも
照れてばかりいて
大切なことは
なにも言えなくて
笑いながら
うわさ話とか
他愛のないこと
おしゃべりした
ただそれだけで
わたし
よかったの
ただそれだけで
すべて満たされた
つかずはなれず
並んで歩く
そんな
初恋の頃
恋人なら
もどかしく思う
その距離がなぜか
とても愛しくて
心の中
どんな夢よりも
真珠や星より
輝いてた
あなたの影を
踏んで歩いた
夕陽
空ににじんでた
丘の上
つかずはなれず
並んで歩く
そんな 初恋の頃
そんな 初恋の頃