先月、愛媛県では雨がたくさん降って、多くの建物の中に水が入りました。宇和島市にある公民館の中にも水が入って、町の古い資料が水にぬれてしまいました。この公民館には、江戸時代からの役所の書類など約4000の資料が置いてありました。
資料は雨で水にぬれたあと、冷凍庫に入れて凍らせてありました。愛媛大学は6日、紙にカビがついたり腐ったりしないように、90個の箱に入った資料を大学の冷凍庫の中に運びました。大学はこれから、資料を1つずつ洗って乾かします。
愛媛大学の教授は「資料がなくなることは、町の歴史がなくなることと同じだと思います。丁寧に作業します」と話していました。
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