米ビジネス・インサイダーはこのほど、「最も優れたアプリ100選」をまとめ、その中から世界を変えた最もイノベーション精神あふれる10のアプリを選出した。これらのアプリは私たちのコミュニケーション、旅行、学習、行動スタイルに変化をもたらし、さまざまな枠組みを取っ払い、配送・宅配・外国語学習・フィットネスなどの業界を覆し、より緊密なコミュニケーションを可能にした。
微信には6億人以上のユーザーがおり、世界最大の通信アプリの一つになっている。これは単なる通信アプリではなく、ゲーム、送金・振替、ビデオ通話、タクシー配車、レストランの予約、映画チケット購入、ニュース閲覧などが可能だ。多くの中国人にとって、微信は朝起きて初めに使用するアプリであり、就寝前に最後に使用するアプリでもある。
昨今の「過剰な共有(オーバーシェアリング)」の社会においては、すべての情報を保存する必要がない。ユーザーはこのアプリで写真、動画撮影、文字・絵文字の追加が可能で、これを自分の友人リストに送信できる。しかし送信した内容の寿命は1−10秒と限られている。ユーザーが友人に送信した後、これらの写真はユーザーが事前に設定した期限に基づき、自動的に消えてしまう。
すべての新興アプリのうち、Uberほど「シェアリングエコノミー」のメリットを活かしているものはない。Uberはスマホアプリによるタクシー配車を主流とした。携帯電話をタップするだけでタクシー配車が可能だ。アプリに目的地を入力し、カードで料金を支払えば良い。このアプリは58カ国・地域の300以上の都市で事業を展開している。
Shypは厄介な梱包・配送作業を代行してくれる。利用者が携帯端末で配送したい貨物の写真や住所を入力すると、スタッフが集荷にやってくる。スタッフは荷物を梱包し、利用者の荷物の大きさと目的地に基づき、コストパフォーマンスが最も高い大手宅配業者を選択して配送してくれる。ネット通販で購入した商品の返品にShypを利用する人が増えている。
これは現代版のグループチャットルームと考えることができる。パブリックチャンネルやプライベートグループの中で同僚と連絡し、文書を共有することなどが可能だ。このアプリは頻繁に内部で連絡する必要のある企業の従業員向けで、非常に人気が高い。
このアプリは個人のフィットネス・飲食状況を追跡できる。またショートメッセージによるアドバイス機能もあり、フィットネスコーチのプライベートレッスンを受けているかのようだ。Larkに何を食べたかを伝えるだけで、利用者が設定した目標と過去の飲食習慣に基づく栄養指導を受けられる。
Duolingoは楽しくためになる無料言語学習アプリだ。言語学習の過程を異なる段階に分けており、利用者は自らのレベルに基づき難易度を選択できる。各段階の学習を終えると、利用者は経験値を手にすることができる。Duolingoの目標は、対応する13言語のうち一つをマスターさせることで、復習を促すこともできる。
Google Photosは写真をクラウド上に管理・アップするアプリだ。使いやすい画面で、顔認証や簡単な描写で写真を検索できる。
Airbnbが登場してから、私たちは世界のどこにいても、近くの安い宿泊先を探せるようになった。このアプリをダウンロードし、行きたい場所を入力すれば、世界各地の人々が貸し出している部屋や住宅全体の情報を見ることができる。さらには城、農家、木の上の家なども見つけることができる。
Foursquareは「メモ」サービスの始祖と呼べる。このアプリを使えば、訪れたレストラン、観光地、ホテルなど、場所をテーマとした生活の足跡を記録できる。2014年12月時点で、同アプリの利用者数は4500万人に達し、50億件の情報がメモされた。同アプリは巨大かつ詳細な地理情報データバンクになった。
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