<伊勢谷友介さんコメント>
<伊势谷友介的评论>
Q.何故TBSの連ドラに出演していただけることになったのですか?
Q.您为何出演TBS的连续剧?
A.今までは、おそらく一人の時間が欲しかったんでしょうね。それがもう皆様と一緒に過ごしたくなったんでしょうか。中々新しい刺激って無いものですが、今まで民放で連続ドラマをやらせていただいたことがなかったので、逆に今までにない不安を感じている、そんなことを感じられるのも今回連ドラをやらせていただくからこそだと思ってます。
A.之前恐怕很想留有个人时间,现在就变得想和大家一起度过了吧。可能因为没什么新鲜的刺激,而且目前为止我也没出演过民营台的连续剧,所以这次反而觉得有些不安,但正因为如此,才会令我有这样的感觉吧。
Q.台本を読んでの感想は?
Q.看了剧本后有何感想?
A.宮藤官九郎さんの脚本ですので、設定も含め役者として前もって自分がやってきたことをしっかり自分の体に刻み込みながらやらなければならないと感じております。自分が先んじて入り込まないといけないことがあると思うのでドキドキしています。
A.这是宫藤官九郎编剧的作品,包括角色的设定,我作为演员,必须将自己完全投入到角色塑造中去才行。想着自己不得不先沉浸于角色中就非常紧张。
Q.ドラマへの意気込みをお願いします
Q.请您说说这次出演电视剧的干劲
A.今回の役どころは言うなれば“世の中で最悪の人”を演じさせていただきます。民放初の連続ドラマですのでちょっとはいい人の役でもよかったかなと思いつつも、現在41歳で悪者顔しているのでおそらくハマるのではないかと思います(笑)。ぜひご期待ください。
A.这次我所饰演的角色,说起来算是“世界上最坏的人”。本来想着第一次在民营出演电视剧,该演个稍微好点的人吧,不过现年41岁的我,可能也正好符合这个恶人的面相呢(笑)。请共同期待吧。
<脚本・宮藤官九郎コメント>
<编剧 宫藤官九郎的评论>
伊勢谷さんに声をかけさせて頂いた理由は“異物感”です。『監獄のお姫さま』は女子刑務所を舞台にした、圧倒的に女の物語。男子禁制の空間で女がなんの話をしているかと言えば、そりゃ男の話。彼女たちにとっては男=非現実。異物。
这次我找伊势谷来演的理由便是“异物感”。《监狱的公主大人》是以女子监狱为舞台,是完全描写女性的故事。在没有男性的空间里,女人们都聊些什么呢?当然是聊男人了。对她们来说,男人=非现实,即异物。
だったら非現実的な男がいい。異物感が大事だ。いろんなタイプの男性をちょこちょこ出すのは面倒くさい。何もかも手に入れ、全て兼ね備えた、スーパーな男性が一人いればいい。
那么,没有现实感的男人比较好,有异物感才是最重要的。要是让一个个不同类型的男性登场也很麻烦,不如就来一个什么都行、什么都兼备的超人型男人就好了。
そんな経緯で誕生したイケメン社長・板橋吾郎は、ギラギラした出世欲と野心の塊、言わば“美し過ぎる悪”。これまで自分のドラマには出て来ないキャラクターです。だったら、一度も仕事したことない人が良いだろうと考え、伊勢谷さんにオファーしました。そしたら、俺のドラマどころか、民放連続ドラマ自体が初めてだという。童貞好きの自分としては願ってもない情報です。俄然、楽しみになってきました。
由此诞生的帅哥社长板桥吾郎,便是一种出人头地欲望和野心的结合体,所谓的“绝美之恶”。这是自己至今为止的电视剧中所没有的角色。因而,就想着要请一位从未共事过的演员,便向伊势谷提出了邀约。然而,据说他不仅是首次出演我的电视剧,更是第一次出演民营连续剧,对于喜欢童贞的我来说,真是可喜可贺的消息。这一下子就令我十分期待。
<プロデューサー・宮﨑真佐子コメント>
<制片人 宫崎真佐子的评价>
伊勢谷さんに演じて頂く板橋吾郎は、地位と名声、出世欲に駆られた巨悪の男でありながら、プレミアムなイケメンで世の女性たちをみんな虜にしてしまうような人です。そんな吾郎に小泉さん演じるカヨら女囚たちも、復讐のターゲットであるはずなのに、虜になってしまう・・・そんな悪と美しさを兼ね備えた男を演じられるのはこの世で伊勢谷友介さんしかいません! 豪華女優陣に追い詰められていく伊勢谷さん、必見です! さらに個性豊かな俳優陣で送る、火曜ドラマ『監獄のお姫さま』どうぞご期待ください!!
伊势谷所饰演的板桥吾郎,既是一个被地位、名声、出人头地的欲望所驱使的大恶人,又是个风流倜傥的帅哥,能将世间女子俘获于手中。而小泉所饰演的女犯人们,原本应把吾郎当做复仇对象的,却不知不觉成了他的俘虏……能饰演这种兼备恶与美的男人的,也非伊势谷莫属!被豪华阵容的女演员逼入绝境的伊势谷,也是本片的看点!另外,还有许多个性迥然的演员阵容将会出镜,请共同瞩目火曜剧《监狱的公主大人》吧!
内容
内容简介
物語は、5人の女がある大企業のイケメン社長を誘拐するところから始まる。
故事从5个女人诱拐大公司帅哥社长开始……
当初、何が目的なのか、5人はどういう関係なのか、すべてが謎に包まれたまま…。
到底她们抱着什么样的目的,这5个人之间又有什么关系,所有的一切都迷雾重重……
しかし、次第に明らかになる社長の過去。彼は愛人を殺した殺人犯だった。社長誘拐計画は、その殺人の真相を暴き、まだ刑務所にいる前社長の娘の冤罪を晴らすためのものだった。
然而,社长的过去却被层层剥开虚伪的面皮,他竟然是一个杀死情人的杀人犯。而诱拐社长的计划,不但要揭露这个杀人案的真相,还想要洗清已入狱的前社长女儿的冤屈。
しかし復讐は彼女たちが計画した通りに進まない。さまざまなハプニングが起こり、そのたびにパニックに陥る5人の女。それでも、それぞれの得意分野を活かして、なんとか軌道修正を図っていくが…。
不过,她们的复仇计划却并没能如愿进行。5个女人在不断发生的意外事件中陷入恐慌,但即便如此,她们利用各自的优势领域,拼命试图将事态拉回正轨……
時はその6年前、一人の女が新しく出来た女子刑務所に入所してきた日に戻る。彼女の名前は、馬場カヨ(小泉今日子)。罪状は、不貞を働いた夫を刺した殺人未遂だ。
时光倒流,回到了6年前某女进入新女子监狱的那一天。名叫马场kayo(小泉今日子)的女子,因刺伤有外遇的丈夫而被判杀人未遂,锒铛入狱。
カヨが生まれて初めて経験する女子刑務所。そこは後悔、嫉妬、羨望、罪悪感…さまざまな思惑が交錯する場所だった。そこで彼女が出会う、一筋縄ではいかない女たち。足立明美(森下愛子)は違法薬物不法所持。勝田千夏(菅野美穂)は所得隠しと巨額の脱税。千夏は刑務所のリーダー的存在だ。大門洋子(坂井真紀)は詐欺と横領。そして江戸川しのぶ(夏帆)。しのぶの罪状は殺人だったが…。
Kayo人生第一次进入女子监狱,那是一个充满了后悔、嫉妒、羡慕、罪恶感等各种思虑的地方。在那里,她邂逅了那些难以对付的女人们。足立明美(森下爱子 饰演)因持有非法药物被逮捕。胜田千夏(菅野美穗 饰演)因隐瞒所得及巨额逃税入狱,她还是监狱的领袖。大门洋子(坂井真纪 饰演)的罪名是欺诈和贪污。而江户川shinobu(夏帆 饰演)则是谋杀罪……
5人は、それぞれにイタイ女だが、可愛くて可哀想なところもあった。
这5个人,虽各有可恨之处,却也有可爱、可怜之处。
そんな彼女たちを見守る厳格な刑務官にして教官、若井ふたば(満島ひかり)。罪を憎んで生きてきたふたばは、このイタイ女たちを立ち直らせるべく、厳しくさまざまな教育を施す。しかし5人と接しているうちに、冷たく閉ざされたふたばの心がだんだんと開かれ、人としてはダメだが魅力的な彼女たちに気持ちを奪われていく…。
而守护她们的,则是严厉的监狱长若井futaba(满岛光 饰演)。憎恨犯罪的futaba,觉得这些女犯人们应该好好改造,重新做人,对她们严格实施了各种各样的教育。然而,在与这5人的接触过程中,内心冷漠设防的futaba也渐渐打开心扉,越来越对这些虽然在做人上犯错却颇有魅力的女性们有了好感……
当初は、周りに馴染めずにいたカヨだが、リーダー的存在の千夏との関わりから、だんだんと仲間意識が芽生えていく。そして誰とも交わらず、常に1人で行動しているしのぶの実情を知る。実は、しのぶは冤罪で服役しているというのだ。冤罪なんて許せない…カヨは、出所後4人で集まって、しのぶの冤罪を晴らす復讐計画を立てる。そしてふたばもその計画に加わることに!
而一开始不适合周遭环境的Kayo,从与领袖千夏的交往中,也渐渐萌发了同伴意识。她在不经意间知道了和谁都无交集、常常单独行动的shinobu的隐情。事实上,shinobu是冤罪入狱的。冤罪绝对不能原谅……kaya在出狱后,召集了其余4人,为了让shinobu沉冤得雪而制定了一个复仇计划。而shinobu也加入到了这个计划当中去!
6人の女たちが送る、“おばちゃん犯罪エンターテインメント”!! 果たして、女たちのリベンジ計画はうまくいくのか?
这6个女人所带来的“阿姨集体犯罪娱乐片!”到底,她们的复仇计划能否成功呢?
コメント
评论
<主演・小泉今日子さん>
<主演 小泉今日子>
久しぶりの宮藤官九郎さんの脚本です。脚本通りに演ずれば面白いこと間違い無しだと思ってます。魅力的な役者さんたちとの共演もとても楽しみです。
这是宫藤官九郎久违的剧本。我觉得跟着剧本演,就肯定很有趣的。和各位充满魅力的演员一同出演,也令我非常期待。
<満島ひかりさん>
<满岛光>
3年前、ドラマ『ごめんね青春!』の打ち上げで宮藤さんから「満島さん、次は女囚のお話です。満島さんは人を番号でしか呼ばない看守さん」とオファー?を受けたのが本当になりました。
3年前,在电视剧《对不起青春!》的庆功宴上,宫藤对我说“满岛,下次我要拍个关于女犯人的片。满岛就来演用编号称呼人的监狱长吧”,没想到成真了。
出演者を聞いてうひゃーとなり、脚本は可笑しくて読み進めるのが大変でした(笑い止まらず)。わたしの中では、癒し系ドラマになる予感です。
听到出演人员后喜不自禁,剧本太好笑,要读下去太不容易了(笑不停)。对我来说,预感这是一部治愈系的电视剧。
<菅野美穂さん>
<菅野美穗>
宮藤さんとは、脚本では初めてご一緒させて頂くのですが、エスプリと同時に、炸裂感のあるクドカンワールドに自分も参加させて頂けることに、ワクワクしています。そして、小泉さんとご一緒できるなんて…やったー!!本当にウソみたいで、嬉しい気持ちでいっぱいです。
我第一次出演宫藤老师的剧本,能参与到这种别具一格、充满炸裂感的精神世界中,真是令人跃跃欲试。这次还能和小泉一起演出,真是太棒了!真的让我不敢相信,太开心了。
<脚本・宮藤官九郎>
<编剧 宫藤官九郎>
これまで色んなドラマを作って来ましたが「で、つまるところ俺は何が書きたいんだ」と自問自答しました。結局、おばちゃんのお喋りを書いてる時がいちばん楽しいという結論に至りました。大好きな女優さんの大好きなお芝居が観たい。それがこの『監獄のお姫さま』の核心です。
我曾自问自答,至今已创作了各种类型的电视剧,“那么,在陷入瓶颈的时候我最想写什么”。结论就是,写大妈们的聊天时,我是最开心的。想要看我最喜欢的女演员演一场最棒的戏。这就是《监狱的公主大人》的核心。
私も立派な中年になりまして、今『木更津キャッツアイ』のテンポ感でドラマを作ろうと思ったら、若者より、おばちゃんの方が俄然しっくり来る。早口だし、声が大きいし、他人の話を聞かないし、同じことを何度も言うし。暴力的な速度と有り余る熱量。彼女たちのおしゃべりをエンドレスで聞ける場所はどこか、と考え舞台を女子刑務所に設定しました。「それだけじゃドラマになりません」と諭されストーリーを組み立て、思いがけず壮大な復讐劇になりました。
我也是个成熟的中年人了,现在若想用《木更津猫眼》的节奏感来创作剧本的话,比起写年轻人,写阿姨妈妈们更令我得心应手。她们说话速度快、声音大、不听别人之言、同一句话说好几遍,有着暴力性的速度和过剩的能量。那么,能一直听她们讲话的地方在哪里呢?我就想到了女子监狱。“仅此当然写不成电视剧”,在此基础上组织故事,没想到写成了一部壮观的复仇剧。
それでも核心は変わりません。愛すべきカッコイイおばちゃんのおしゃべりと衝動によって転がり続ける無責任クライムエンターテインメント。楽しんでもらえたら最高です。
即便如此,重心却未曾改变。跟着可爱帅气的阿姨们的言词与冲动性的举措,在不断跌宕起伏、不负责任的情节发展中,攀上了娱乐的高峰。能让观众看得高兴,我就足够欣慰了。
<プロデューサー/演出・金子文紀>
<制品人、导演 金子文纪>
「いい大人がみっともない」「いい歳してバカみたい」
“这么大人了,别这么丢脸”“一把年纪了,跟个傻子似的”
普通、大抵の大人はそんな言葉を浴びせられることを避ける生き方をしています。家庭や職場で、現状維持、出来たらもうちょっと上を求めて、賢明・堅実に、時には打算的な選択をしてうまく生きています。
一般来说,绝大多数成年人都会选择生存在避开这些言词形容的情况下吧。在家庭里也好职场也罢,他们会选择维持现状,可以的话最好选择更上进、更聪明、更稳妥,时而精打细算的生活。
このドラマは、そういった生き方がしたくてもできなかった、したいのにできない女性たちの物語です。
这部剧描绘的,便是一群想要这样生活却不得遂心的女性们的故事。
不器用だからか? 要領が悪いからか? 勝気だからか? 冷静な思考ができないからか?
是因为笨?还是不得要领?是因为争强好胜?还是无法冷静思考?
でも、彼女たちは自分の気持ちにとても正直です。いい大人であっても、周りの目があっても、守るものがあっても、「絶対に譲れない正義」を後先考えず貫く人たちです。自分を犠牲にしてまで貫きたい正義って? 女の友情って? 絆って? そんな疑問に、彼女たちが多分、爽快に答えてくれると思います。
不过,她们是一群非常诚实的女人。就算已是成熟的成年人、就算身边鱼目混珠、就算有需要守护的东西在,她们也是一群会一如始终把“正义是绝对不能偏离”作为最先考虑的人们。即使牺牲自己也要贯彻的正义到底是什么?女人的友情?羁绊?对于这些疑问,她们大概都能毫不犹豫地回答上来。
絶対真似したくないけど、なんか羨ましい、「みっともなく」て「バカみたい」だけどカッコいい。そんな彼女たちの姿を楽しんでいただけたらと思います。
虽然绝对不想模仿,但不知怎么觉得很羡慕。虽然“很丢人”“像个傻子”,却帅得很。希望大家会喜欢她们的英姿飒爽。
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